牧師のコラム「ボクシ・ボイス」

毎週日曜日に教会でお配りしている「週報」に、横田牧師が載せているコラム「ボクシボイス」をご紹介します。

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ボクシ・ボイス

No.193 7月7日
私は公園が好きです。良い天気の休日はよく家族で公園に行きます。代々木公園、新宿御苑、上野公園、そして池袋南公園、なぜか都心の公園が好きです。皆さん、南池袋公園に行ったことありますか?数年前にリニューアルして、それまでの薄暗い公園が、広大な芝生とお洒落なカフェのある開放的で美しい公園に生まれ変わり、ここは恵比寿か青山か、ってな感じです。江古田にも沢山公園があります。私のお気に入りは江古田駅北公園、駅の近くですが通りからは全く見えず、路地を入った住宅地にいきなり広がる公園で、「こんなところに公園あるんだ~」と、私は江古田に随分住んでから発見しました。知る人ぞ知る隠れスポットで、創造的生産をするときは、早朝、コーヒーを片手にこの公園のベンチに行きます。また、もう一つのお気に入りは江古田の森公園です。ここは私のジョギングコースで、森と言うだけに巨木が鬱蒼と生い茂り、その間をジョギングするのは気持ち良いです。私の田舎、飯能にも公園はあります。しかし、住んでいた頃は見向きもしませんでした、というか意味が分かりませんでした、住んでいる場所自体が奥武蔵自然公園なのですから。やはり公園の魅力は都市にあります。都市に公園は必要です。そういえば、聖なる都、新しいエルサレムの中央にもいのちの水の川が流れる大通り公園があります(黙示録22:1,2)。また、聖書のはじまりはエデン公園でした。神は人に命じました、 「すべての生き物を支配(管理・ケア)せよ。」(創世記1:28) 手つかずの大自然も魅力的ですが、よくよく考えてみると、人の管理とケアとデザインが行き届いた、人と自然(被造物)の調和ある公園も魅力的です。なぜなら、人に自然は破壊され続けているのですから。もしかしたら、公園が好きなのは、エデンの園の記憶と新しいエルサレムへの憧れが私の内に息づいているからなのかもしれません。公園を楽しみ大事にしたいと思います。
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No.192 6月30日
先週、「声なき者の友の輪(FVI)」の柳沢美登里さんから興味深い話を伺いました。美登里さんは長年バングラデシュで活動して来られましたが、日本の青年海外協力隊と共働することも多く、その中でよく起きたのが日本人スタッフと現地スタッフとの衝突だそうです。とは言っても、日本人スタッフが我慢の限界に達して爆発するのが常で、理由は、現地スタッフが時間を守らない、違う話をする、計画通りに進めない等々、日本人スタッフは「だからベンガル人は…!考えられない!」とこき下ろし、時には取っ組み合いになることもあったそうです。しかし美登里さんはというと、ひと呼吸おいて、彼らの良い面もあるよね、と互いに尊重しあう協力を目指せるように促すことができたそうです。なぜできたのか?美登里さんは言いました、「父を通して訓練されていなければ、そんなことはできませんでした。」美登里さんは父親とよく衝突したそうです。我が道をゆく父親の言動に「考えられない!」と何度も叫び、しかし、それによって「考えられないこと」を受け入れていく筋力が美登里さんの内に鍛えられてゆきました。あの時のタフな経験はこの時のためだったのだとバングラデシュで何度も思ったそうです。数年前、美登里さんの活動の拠点は日本に移りました。それはお父様の介護が大きな理由で、現在、美登里さんはお父様の介護をしながらFVIの働きを進めておられます。以前はキリスト教を毛嫌いしていたお父様も数年前に洗礼を受けられ、今は毎週礼拝に集っておられます。最近、お父様はご近所さんに「あなたも教会にぜひ行くと良いですよ」と言ったそうです。今まで家族のだれも言えなかったことを父親は言った、考えられないことを平気でする父だからこそなせる業、と美登里さんは柔和に言っておられました。神さまは私たちを訓練し、次のステージに備えてくださるお方です。 「わが子よ、主の訓練を軽んじてはならない。」(へブル12:5)
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No.191 6月23日
最近私の嬉しいことの一つは、教会のお隣さんと挨拶を交わすようになれたことです。もちろん、以前から通りですれ違うことはありましたが、「あの方お隣さんだよな」と思いながらも挨拶をするタイミングを失い、そのままずるずると来てしまいました。しかし新会堂が完成し、献堂式のご案内を差し上げることをきっかけに、はじめてお隣さんとお話することができたのです。話してみると、なんと清瀬グレースチャペルの川島恂兄(元中学校教師)の教え子だと言うではありませんか。また、笑顔の絶えないとても気さくな方で、献堂式にも喜んで出席してくださいました。それからというもの、通りで挨拶を交わせるようになり、最近では、朝、会堂で早天祈祷会をしているとガラス越しに会釈を交わすようにまでなりました。そして先週、お隣さんは早天祈祷会中に玄関をノックして来られました。私は玄関に跳んで行くと、お隣さん、「先日旅行に行って来たのでこれ召し上がってください」と、わざわざ教会にお土産を買ってきてくださったというのです。ビックリしました。そして嬉しかったです。近々ジャガイモの収穫なので、是非おすそ分けしようと思いました。お隣さんは聖書を読んでみたいそうです。教会に差し上げることのできる聖書があることをお伝えすると、今読んでいる幾つかの本を読み終えたら是非いただきたいとのことでした。以前、小笠原先生から昔お隣さんと地境のことで苦労があったと聞きました(今のお隣さんではありませんが)。しかし時を経て、今、お隣さんとの“関係の地境”がこのように広げられているのが感謝です。このことも新会堂建築の大きな恵みの一つです。ハレルヤ。「ヤベツはイスラエルの神に呼び求めて言った。「私を大いに祝福し、私の地境を広げてくださいますように。」」(Ⅰ歴代誌4:10)
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牧師:横田義弥

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