牧師のコラム「ボクシ・ボイス」

毎週日曜日に教会でお配りしている「週報」に、横田牧師が載せているコラム「ボクシボイス」をご紹介します。

最新の3記事をご覧いただけます。

ボクシ・ボイス

No.170 1月20日
前回に引き続き、昨年末に沖縄の天野喜代美姉から届いた証のつづきをお分かち します。 「葉子さんの病状は悪化し(肝硬変の末期)、病室に泊まる機会が与えられました。 そして早朝(昨年の11/14)、私は意識混濁している葉子さんの耳元で、これまでたくさん迷惑かけたことを改めて謝罪し、このような私を許して受け入れてくれた従兄弟姉妹の皆さんへの感謝を伝えました。そして「こんないい加減に生きてきた私を変えたもの、そ れこそが私が一番大切なものと確信しているイエスさまなの…」と、4つの法則で神様の愛、人間の罪、イエス様の十字架と復活、信じることによる救いを伝えることができました。すると、意識混濁で聞いていたのかわからない状態だった葉子さんが私の方を向き、私の目をしっかりと見て「信じる」と言ってくれたのです。主に心から感謝しました。 そして、その後の葉子さんとの会話は以前のものとは変わりました。牧師とも病床洗礼の話しを進めました。しかし12/14早朝、葉子さんは娘息子や私も見守る中、苦しむことなく平安のうちに主の許に召されたのでした。経済的理由(15年前にご主人を亡くし母親ひとりでこれまで3人の子どもとやってきた)で、質素に家族葬を…と本人は希望していましたが、ご遺族の厚意により、ささやかでしたが、牧師を呼んでキリスト教式の葬儀をさせていただきました。また葬儀の場で、葉子さんがイエス様を受け入れた経緯を私も証でき、とまどいがありながらも、親族の中のある方々は、教会の牧師先生が告別式を執り行ってくださった…と喜んでくださいました。今後は、葉子さんの娘息子たちとの関係を大切にしていきたいと願い、祈っております。皆様にもご遺族の慰めの為にお祈りいただけ ますなら感謝です。大変長い証になりましたが、主が真実、かつ誠実な方であることを誉め称えつつ、心から感謝申しあげます。すべての栄光を主にお返しいたします。」
>> 続きを読む

No.169 1月13日
年末に沖縄の天野喜代美姉から素晴らしい証が届きました。皆さんにもお分かちしたく、2回に分けて掲載いたします。 「私には沖縄に母方の従兄弟姉妹が6名おりますが、昨年沖縄への転勤を希望した理由の一つが、一歳下の従姉妹である稲嶺葉子のことでした。私は小6の時に母を亡くし、叔母さん宅に預けられ葉子さんとは中学から高校卒業までの間共に育ちましたが、高卒後の私の放蕩により約40年の間関係が途絶えていました(その間にも私が起こした事件などで彼女たちには何度も迷惑をかけてしまいました)。しかし6年程前、主から関係を修復するように促され、祈りつつその機会を待っていました。4年程前、葉子さんが病気だと知り、思いきって彼女の家を訪問したところ、何とその日が沖縄の旧暦の大晦日の日で、結局私は以前お世話になった従兄弟姉妹の集まりに出ることになったのです。そして集まった皆さんの前でこれまでの不義理、迷惑かけたことを心から謝ることができました。こうして、少しずつですが従兄弟姉妹の皆さんとも関係を回復していただいておりました。そして(昨年の)11月、葉子さんの病気(糖尿病、肝癌を併発した肝硬変の末期)はいよいよ進行し、入院していた病院からこれ以上の治療の効果は見込めないと言われ、主治医のすすめで緩和ケア病棟へ移りました。静かに看取る方向で家族との時間を大切にしたのです。その中で、私もできるだけの事をしたいと思い、洗濯物を届ける役割を担い毎日車で通い(その為に車を軽自動車に変え、運転も上達しました)、その間、ずっと福音を語るタイミングが与えられるようにと、現在集っている教会の祈祷会のメンバーにも祈ってもらっていました。そして11/11、葉子さんに肝硬変からくる意識障害があらわれ、病状が心 配された時、私に病室に泊まる機会が与えられました。」
>> 続きを読む

No.168 1月6日
明けましておめでとうございます。2019年もよろしくお願いします。 さて、少し前に『「独裁」入門』(著:香山リカ)という新書を読みました。大学教授でもある香山氏は、毎年、新入生の最初の授業で次の問いに答えてもらっているそうです。「いま何にでもなれるとしたら、何がよいか?」あなたなら何と答えますか?で、ここ数年の「不動の一位」はネコだそうです。理由は「気ままだから」「ゆっくりできそうだから」「好きなように生きているから」等々、まあ、わからなくもありません。因みに、二位以下も「鳥」「イルカ」「大木」「空に浮かぶ雲」と、「人でないもの」や「生きものですらないもの」が続くとのこと。 香山氏はネコと答えた学生たちに言います。「ネコは飼い主の都合や気分で色々なことを決められ、自分で主体的に決めたり動いたりする範囲は狭いと思うけど。それに寿命は生きても20年、人間の四分の一以下じゃない」。すると、学生たちは口をそろえてこう答えます。「そんなの、別にいいですよ」。つまり「毎日がしんどい。未来にも希望がない。ネコになった方がまし」ということです。香山氏曰く、独裁者が出現する背景には、社会全体に「得体の知れない不安や葛藤」が漂っており、人々は、すべてをはっきりさせてくれそうなリーダーを待望し、その人に白紙委任しようとする、とのことでした。もちろん、人々は「その人」のことを「独裁者」ではなく、「本当に私たちのことを考えてくれるリーダーだ」と見ています。なるほど、と思いました。特に「すべてをはっきりさせてくれそうなリーダーを待望し、その人に白紙委任しようとする」を注意しなければと思いました。 「心を尽くして【主】に拠り頼め。自分の悟りに頼るな。あなたの行く道すべてにおいて、主を知れ。主があなたの進む道をまっすぐにされる。」(箴言3:5,6) 2019年、いよいよ主なる神の御声に耳を傾けていこうではありませんか。
>> 続きを読む

ボクシ・ボイス

No.170 1月20日
前回に引き続き、昨年末に沖縄の天野喜代美姉から届いた証のつづきをお分かち します。 「葉子さんの病状は悪化し(肝硬変の末期)、病室に泊まる機会が与えられました。 そして早朝(昨年の11/14)、私は意識混濁している葉子さんの耳元で、これまでたくさん迷惑かけたことを改めて謝罪し、このような私を許して受け入れてくれた従兄弟姉妹の皆さんへの感謝を伝えました。そして「こんないい加減に生きてきた私を変えたもの、そ れこそが私が一番大切なものと確信しているイエスさまなの…」と、4つの法則で神様の愛、人間の罪、イエス様の十字架と復活、信じることによる救いを伝えることができました。すると、意識混濁で聞いていたのかわからない状態だった葉子さんが私の方を向き、私の目をしっかりと見て「信じる」と言ってくれたのです。主に心から感謝しました。 そして、その後の葉子さんとの会話は以前のものとは変わりました。牧師とも病床洗礼の話しを進めました。しかし12/14早朝、葉子さんは娘息子や私も見守る中、苦しむことなく平安のうちに主の許に召されたのでした。経済的理由(15年前にご主人を亡くし母親ひとりでこれまで3人の子どもとやってきた)で、質素に家族葬を…と本人は希望していましたが、ご遺族の厚意により、ささやかでしたが、牧師を呼んでキリスト教式の葬儀をさせていただきました。また葬儀の場で、葉子さんがイエス様を受け入れた経緯を私も証でき、とまどいがありながらも、親族の中のある方々は、教会の牧師先生が告別式を執り行ってくださった…と喜んでくださいました。今後は、葉子さんの娘息子たちとの関係を大切にしていきたいと願い、祈っております。皆様にもご遺族の慰めの為にお祈りいただけ ますなら感謝です。大変長い証になりましたが、主が真実、かつ誠実な方であることを誉め称えつつ、心から感謝申しあげます。すべての栄光を主にお返しいたします。」
>> 続きを読む

No.169 1月13日
年末に沖縄の天野喜代美姉から素晴らしい証が届きました。皆さんにもお分かちしたく、2回に分けて掲載いたします。 「私には沖縄に母方の従兄弟姉妹が6名おりますが、昨年沖縄への転勤を希望した理由の一つが、一歳下の従姉妹である稲嶺葉子のことでした。私は小6の時に母を亡くし、叔母さん宅に預けられ葉子さんとは中学から高校卒業までの間共に育ちましたが、高卒後の私の放蕩により約40年の間関係が途絶えていました(その間にも私が起こした事件などで彼女たちには何度も迷惑をかけてしまいました)。しかし6年程前、主から関係を修復するように促され、祈りつつその機会を待っていました。4年程前、葉子さんが病気だと知り、思いきって彼女の家を訪問したところ、何とその日が沖縄の旧暦の大晦日の日で、結局私は以前お世話になった従兄弟姉妹の集まりに出ることになったのです。そして集まった皆さんの前でこれまでの不義理、迷惑かけたことを心から謝ることができました。こうして、少しずつですが従兄弟姉妹の皆さんとも関係を回復していただいておりました。そして(昨年の)11月、葉子さんの病気(糖尿病、肝癌を併発した肝硬変の末期)はいよいよ進行し、入院していた病院からこれ以上の治療の効果は見込めないと言われ、主治医のすすめで緩和ケア病棟へ移りました。静かに看取る方向で家族との時間を大切にしたのです。その中で、私もできるだけの事をしたいと思い、洗濯物を届ける役割を担い毎日車で通い(その為に車を軽自動車に変え、運転も上達しました)、その間、ずっと福音を語るタイミングが与えられるようにと、現在集っている教会の祈祷会のメンバーにも祈ってもらっていました。そして11/11、葉子さんに肝硬変からくる意識障害があらわれ、病状が心 配された時、私に病室に泊まる機会が与えられました。」
>> 続きを読む

No.168 1月6日
明けましておめでとうございます。2019年もよろしくお願いします。 さて、少し前に『「独裁」入門』(著:香山リカ)という新書を読みました。大学教授でもある香山氏は、毎年、新入生の最初の授業で次の問いに答えてもらっているそうです。「いま何にでもなれるとしたら、何がよいか?」あなたなら何と答えますか?で、ここ数年の「不動の一位」はネコだそうです。理由は「気ままだから」「ゆっくりできそうだから」「好きなように生きているから」等々、まあ、わからなくもありません。因みに、二位以下も「鳥」「イルカ」「大木」「空に浮かぶ雲」と、「人でないもの」や「生きものですらないもの」が続くとのこと。 香山氏はネコと答えた学生たちに言います。「ネコは飼い主の都合や気分で色々なことを決められ、自分で主体的に決めたり動いたりする範囲は狭いと思うけど。それに寿命は生きても20年、人間の四分の一以下じゃない」。すると、学生たちは口をそろえてこう答えます。「そんなの、別にいいですよ」。つまり「毎日がしんどい。未来にも希望がない。ネコになった方がまし」ということです。香山氏曰く、独裁者が出現する背景には、社会全体に「得体の知れない不安や葛藤」が漂っており、人々は、すべてをはっきりさせてくれそうなリーダーを待望し、その人に白紙委任しようとする、とのことでした。もちろん、人々は「その人」のことを「独裁者」ではなく、「本当に私たちのことを考えてくれるリーダーだ」と見ています。なるほど、と思いました。特に「すべてをはっきりさせてくれそうなリーダーを待望し、その人に白紙委任しようとする」を注意しなければと思いました。 「心を尽くして【主】に拠り頼め。自分の悟りに頼るな。あなたの行く道すべてにおいて、主を知れ。主があなたの進む道をまっすぐにされる。」(箴言3:5,6) 2019年、いよいよ主なる神の御声に耳を傾けていこうではありませんか。
>> 続きを読む

牧師:横田義弥

過去の「ボクシボイス」もご覧いただけます。以下のリンクより別ウィンドウが開きます。